栄養コラム112【日本人は目で食す~色のもつ力と栄養~ 】

『日本人は目で料理を食し

西洋人は鼻で料理を食べ、

中国人は舌で料理を味わう』



各国の料理を比喩した言葉です。





私たち日本人にとって

「目から入る情報」は重要で

食行動を決める大事な情報になっています。





私たちが当たり前のように繰り返している食事は

五感をフルに使うとても難易度の高い生活行為とも言えます。






【五味五色五法】

和食の世界には「五味五色五法」という定式があります。


「甘味・辛味・塩味・苦味・酸味」の味付け

「青(緑)・赤・白・黒・黄」の色彩

「焼く・煮る・蒸す・揚げる・生」の調理法


をさした言葉ですが

これらは古代中国の陰陽五行説に由来します。




「木・火・金・水・土」の五行に

対応する五色の食材を組み合わせることで

健康が保てるという考え方です☆







また、色によって私たちの食欲は大きく左右されています。




色別にみる食材のチカラ

【 緑 】
肝臓の働きを促進、疲労回復、免疫力強化

【 赤 】
食欲増進、身体や臓器を作るエネルギー源、
心臓の機能向上、冷えの解消、美肌作り

【 白 】
脳へのエネルギー供給する重要な栄養素、
肺機能や胃腸機能改善サポート

【 黒 】
脂質の代謝UP、腎機能UP→排泄力強化、
ダイエットやアンチエイジング

【 黄 】
新陳代謝を促進、デトックス効果、
消化器系の活性化







食欲を増進させる色 → 暖色系

食欲を減退させる色 → 寒色系


↑これも有名なお話ですね☆



暖色系の色は脳の空腹中枢を刺激して

食欲を増進させる効果があると言われています。


また、補食で緑を添えるとより食欲をUPさせます^^

マグロの刺身にシソが添えられていたり

カプレーゼでトマト・モッツァレラチーズ・バジルの

組み合わせも同じ原理ですね♪







食欲を抑えたいときには

青・紫といった寒色系の食材が効果的です。

なかでも、は食欲を減退させる効果が強い色と言われています。






自然の食べ物の中には

鮮やかな青という色はあまり存在しません。

そのため人間は青色の食べ物に

魅力を感じることができないといわれています。





ただし、最近はやりの青い器やクロスは

補色の関係により料理をより見栄えよくしてしまい

逆効果になる可能性があるので気を付けてくださいね(^^;



緑や黄緑などの中間色も味方に!


中間色も上手く使えば食欲を抑える色として期待できます。

中間色には交感神経を刺激して血圧や

体温を下げる効果が期待できます。








色の濃いものが美味しそうに感じる?


たまごの濃い黄身と薄い黄身で比べたとき

やはり濃い色の卵のほうが

美味しそうに感じるのではないでしょうか???


実際は、味や栄養価は色とは関係がありません。


黄身が薄い卵でも成分が濃く美味しい卵もあるのに

私たちは色が濃い卵を好む傾向にあります。


これは、今までの経験から

「色が濃いもの=成分濃度が高い(味が濃い)のでは?」と

判断しているからといわれています。



ちなみに、たまごの黄身の色は

ニワトリが食べるエサの違いです☆



赤ピーマンを餌に混ぜると濃い色の黄身になり

お米を与えると薄い色の黄身になります( ´艸`)






色のバランスがよい献立は

栄養バランスも良くなります。


彩りが足りないなと感じたら

プチトマトやレモン、パセリ、万能ねぎ、

パプリカなど色味のある野菜をちょい足ししましょう♪

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