栄養コラム55【もったいない食べ合わせ 】

先日のコラムにて

栄養素をしっかり摂れる食べ合わせを

ご紹介しました☆




しかしその逆で

せっかく食物が持っている栄養素を

捨ててしまいかねない食べ合わせもあります。

やりがちな食べ合わせのNG例と

その解消法をご紹介しましょう^^





古くから伝えられる

「スイカと天ぷら」「鰻と梅干」などの合食禁




食べ合わせが好ましくない組み合わせを

”合食禁(がっしょくきん)”といい

昔から言い伝えで残っているものがあります。




有名なのは「スイカと天ぷら」「鰻と梅干」ではないでしょうか?



これらが合食禁といわれる理由と真実は下記のとおりです(^^;


↓↓↓↓↓↓↓

< スイカと天ぷら >


天ぷらは油が多く、スイカは水分が多いことから

一緒に食べると胃液が薄まり消化不良を起こすことがあります。





< 鰻と梅干し >


『梅干しの酸味で食欲を増進させ、脂っこい鰻を食べ過ぎてしまう』

『うなぎが腐っていても梅干しの酸味のせいで

鰻が腐っていてもわからない』など

昔の人が考えた理由があげられますが

実際、根拠はないのだそう。。。


医学的には梅干しは胃酸を濃くして鰻の消化を助けるそうなので

迷信にすぎないといわれています。








他にも日常的に食べ合わせているものも

実はもったいないといわれる組み合わせあります><






< わかめとねぎ >


お味噌汁の定番である、わかめとねぎの組み合わせは

実は栄養吸収の面ではNG。


わかめに含まれる豊富なカルシウムの吸収を

ねぎが持つ「硫化アリル」が邪魔をしてしまうのです。

硫化アリルはネギ類がもつにおい成分。

組み合わせると栄養吸収がしにくく、もったいないというだけで

硫化アリルは夏バテに良いといわれる栄養素なので

悪者というわけではありません(^^;


わかめのカルシウムをしっかり吸収するには

たんぱく質が豊富な豆腐がベスト!








< ベーコンとほうれん草 >


料理の相性抜群とされるほうれん草とベーコン!

しかし、栄養吸収の面でお互いを邪魔していたのです><

ベーコンに添加物として含まれているリン酸塩は

ほうれん草の鉄分とカルシウムの吸収を妨げます。


さらに、ベーコンの発色剤に使われている亜硝酸ナトリウムと

ほうれん草の硝酸は、体内で亜硝酸に変化!

「ニトロソアミン」という発がん性物質を作り出してしまうとも。。。


だけど、ほうれん草とベーコンのソテーはおいしいですよね!?

そんなときはビタミンCを補うことで抑制できるので

レモンをかけると良いですね☆








< コーンと牛乳 >


とうもろこしに多く含まれる「不溶性食物繊維」は

膨らみながら腸に残った便を一緒に排出する働きを持ち

牛乳は腸の内容物を柔らかくする「乳糖」を含むので

どちらも腸の動きを活性化する作用が強いため

一緒に食べることでお腹を壊しがちに。。。


コーンポタージュにすれば胃腸への負担が軽減しますよ♪








< レバーとみょうが >


代謝を活性化するレバーと

胃腸の働きを抑えるみょうが。

一緒に食べ合わせてしまうと

せっかくのレバーの栄養素が吸収されにくくなってしまいます。


みょうがではなく、しょうがと一緒に食べるようにしましょう。










< 大根とにんじん(トマトときゅうりも同様) >


一見、相性のいい組み合わせですね!

しかし、大根(トマト)に含まれるビタミンCを

にんじん(きゅうり)に含まれる

アスコルビナーゼという酵素が破壊してしまいます。


大根と食べ合わせる際は必ずにんじんを加熱し

アスコルビナーゼを無効化するようにしましょう。


ちなみに、アスコルビナーゼは酸にも弱いので

「なます」「ピクルス」等の酢漬けにしてもOKです。










< コーヒーとプルーン >


鉄分が豊富で、美容効果が高いといわれるプルーンですが

タンニンにより吸収が妨げられてしまうので要注意。

コーヒーのほか、紅茶、緑茶といったタンニンを含む飲料と一緒に摂るのはやめましょう。








< 大根としらす干し >


当たり前だと思われていた食べ合わせですが

しらす干しに含まれる必須アミノ酸「リジン」の吸収を

大根が阻害してしまうのでNGです。


大根+にんじんと同様、お酢の含まれる調味料を掛ければOK!

しょうゆではなくポン酢をかけることをおすすめします。









< 納豆と卵 >


この組み合わせ、お客様にお伝えしたところ

一番驚かれていた組み合わせです(^^;

卵白に含まれるタンパク質の一種“アビジン”が

納豆に含まれるビオチンの吸収を妨げてしまうのです。

ビオチンは抜け毛や白髪の予防、お肌を健康に保つ働きをしてくれます。

ですので、納豆に卵を加えるなら、卵黄だけにしましょう。

そして、アビジンは加熱に弱いので残った卵白はお味噌汁に。


もしくはチャーハンのように卵を加熱してから

納豆と組み合わせましょう☆

ちなみに、納豆は100回以上かき混ぜると

アミノ酸や甘味成分が1.5倍~2.5倍にもなるので

タレや薬味などを加える前にしっかりかき混ぜることをオススメします。


※タレを入れる前の方がより粘りが出やすくなると

納豆メーカーさんも推奨しています。


そしてお肌や腸内環境を気にする方は“夜”の摂取がベストです。











栄養吸収を阻害というわけではありませんが

ついでにこんな組み合わせもご紹介!





< スイカとビール >


夏場にはありえそうなこの組み合わせ。

しかし、利尿作用が強くなりすぎて

脱水症状を招くことも。

脱水症状になることで急性アルコール中毒にもなりかねませんので

やはりお酒を飲むときはチェイサー(お水)をしっかり摂ることをオススメします!







< ラーメン&ライス >


お好み焼き+ライス、焼きそば+ライスなど

炭水化物と炭水化物の組み合わせは残念ながら体のためにはマイナスです><


ダイエット的にも、糖質過多は脂肪になりやすいのですが

炭水化物の摂取量が増えると

糖質代謝に影響し、疲労感を倍増させてしまうのです。








当たり前に目にしていた食べ合わせも

栄養面からみると意外に相性が悪いものもありますね(^^;


とはいえ、美味しくいただけるのが一番です☆


栄養は特定の目的(減量や腸内環境の改善など)がある場合に

うまく役立てていければいいと個人的には思います^^

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