栄養コラム21【痩せやすさの2つのポイント☆食べ順と腸内環境】

前回までは腸の状態が

お肌に影響することについて触れてきましたが

女性が気になるところはもう一つ!

「ダイエット」だと思います^^




1.腸の状態が良くなることが本当に痩せることにつながるのか?

2.痩せている人と太っている人の腸の違い

3.腸の視点からの食べ順ダイエット



今回は主にこの3点からお話ししていきます!






<1.腸の状態が良くなることが本当に痩せることにつながるのか?>


結果的にはつながると思います☆

腸は栄養の消化吸収と排泄を担っています。


ここがうまく機能していないということは

簡単にいいますと・・・



×小腸の消化吸収がうまくできない

・→体をつくる上で重要な栄養の取り込みが行えないので

・ 不健康的に痩せてしまう、もしくは筋肉の消耗が進み

・ 代謝が落ち、太りやすい体になってしまう。




×大腸の排泄がうまくいかない

・→便が長くとどまることで悪玉菌を増やし、

・ ますます排泄しづらく溜め込み体質になってしまう。






逆に、うまくいく機能していくことで

小腸から吸収された栄養は

スムーズに肝臓へと届けられ

全身をめぐり必要な場所へと届けられます。



この当たり前の流れがスムーズにいくことで

代謝UP・血流改善などの嬉しい効果が見込めます☆^^







<2.痩せている人と太っている人の腸の違い>



最近の腸の研究で、

腸にはやせている人が多く持っている傾向にある

通称:やせ菌と呼ばれるバクテロイデーテス門
(”門”とは分類名称で最上位の呼称)




太っている人が多く持つ傾向にある

通称:デブ菌と呼ばれるファーミキューテス門

があることがわかっています。





理想的な割合は

デブ菌:やせ菌=4:6





悪玉菌もそうですが、デブ菌も

少しは存在していないと体のバランスがとれません。




しかし、これ以上に増えてしまうと

肥満につながってしまう可能性が高いといわれています。




やせ菌を多く持つ人がやせている傾向にあるのは

やせ菌が作り出す「短鎖脂肪酸」の働きが関係しているといわれます。




短鎖脂肪酸は、細胞が脂肪を吸収するのをブロックする作用があります。

つまり痩せている人は、この短鎖脂肪酸が多い傾向にあるということです。





また、デブ菌が多くなると

本来排泄されるはずだったものまでも吸収することができ

同じ食事でも多くのものを吸収する。



つまり体に必要のないものまで吸収し溜め込む性質があります。



これらの性質を利用して肥満治療の一環として

痩せている人の便を

太っている人の腸へ移植する治療の研究も進んでいるそうです。




他人のうんちを入れるというのは

少し抵抗があるかもしれませんが

カプセルで飲む、もしくは肛門から入れる等の

タイプが検討されているらしく

体を切らずにできる新しい方法として注目されています。




ご自身でも取り組める方法としましては

前回もお話ししました食生活を心がけることですね^^


前回お話した食材プラス、【納豆】も

納豆菌が腸を整えてくれるためおすすめです☆




余談ですが、

生まれてくる前の赤ちゃんは

子宮内が無菌のため菌をもっておらず、

母親の産道を通るときに

母親の菌をもらってくるのだそうです!


お母さんからの贈り物ですね!


ですので、母親の体質が遺伝しやすいといわれています。

(あくまで最初は☆ですので

大人になるとご自身の食生活が大きく影響します。)







<3.腸の視点からの食べ順ダイエット>


2年ほど前に食べ順ダイエットが流行りましたが

ご存知でしょうか?



「汁物→野菜→肉・魚→炭水化物」

という順番で食べていくことにより

ダイエットが見込めるというものでした。




この食べ順通りに食べていくことで

血糖値の上昇が緩やかになり

体脂肪になりにくいダイエット方法として紹介されていました。



その食べ順のメリットを

腸の働きを中心にもう少し詳しくみていきます☆






小腸は6~7mある消化管ですが

小腸の上部と下部で

実は 名称と吸収できる栄養素、分泌されるホルモンが変わります。





上部2/5が空腸

下部3/5が回腸    と呼ばれます。





空腸と回腸に明確な境界は存在しません。




空腸では、

糖質・脂質・たんぱく質を含む ほぼすべての栄養素が吸収されます。



回腸では、

主に食物繊維が多い食事が吸収されます。







空腸で分泌されるホルモンは【胃抑制ペプチド(GIP)】です。


胃酸の分泌を抑制し

血糖値の上昇に伴ってインスリンの分泌量を増やします。

(ただし、血糖値が基準範囲では

増加させず低血糖を引き起こさない働きを持っています。)


食べ過ぎや脂肪の摂りすぎの場合は

分泌が促進され、脂肪蓄積作用が高まります。






回腸で分泌されるホルモンは【グルカゴン様ペプチド(GLP-1)】です。


胃の内容物の排泄を遅延するので

満腹感が持続します。


脳に働きかける強い食欲抑制効果があります。

有酸素運動をすると血中濃度が高まります。




つまり、野菜を先に食べること(ベジタブルファースト)は

小腸下部のホルモン【GLP-1】の分泌を促し体脂肪になりにくくします。



また、野菜に多く含まれる食物繊維が

コレステロールを吸着し排出するサポート

&満腹感を得やすくなる効果もあります。



食べ順で、野菜を先に食べておくと

小腸の吸収において分泌されるホルモンにより

血糖値が急激に上がることを避けられ

満腹感もあるため食べ過ぎを防ぐこともできます。



ダイエット目的で先に野菜を食べるようにするのは

理にかなっていると言えますね^^




長くなりましたが

腸とうまく付き合っていくことが

ダイエットにおいても効率が良いことが

わかっていただけたでしょうか???



次回は、皆様もうご存知かと思いますが

食べないダイエットが身体に及ぼす影響を詳しくみていきます!

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