栄養コラム7【人は太るようにできている!?】

携帯電話は

この半世紀ほどの間に

車に備え付けられていたような大きなものから

今や誰もが持っている薄くて小さなものにまで

進化してきました。



またカメラは

脚立で専門の方が撮っていた特別なものから

携帯電話に備え付けられ

いつでもどこでも写真を撮れるようになりました。



人類はもう少し時間をかけて

今の形まで進化してきました。


今日の話は

私達の祖先誕生まで遡ります。


私達の祖先、類人猿は

今から2600万年前
アフリカに位置する大陸で生きていました。
主食は『果物』だといわれています。


その後、環境変化により
果物が獲得できなくなった類人猿は
食料を求めて移動し始めました。


寒冷化により海の水位が下がり
大陸がつながり
ヨーロッパへ移動した類人猿たち。
ヨーロッパでは広葉樹林が豊富で
今までのような果物を獲得できました。



しかし、、、
また類人猿たちは危機に直面します><



寒冷化の波がヨーロッパにも押し寄せ
森はサバンナへと変化し
また果物が食べられなくなってきたのです。


今まで類人猿たちは
果物のある木の上で暮らすことが大半でしたが
食料がとれなくなってくると
地上におりての移動を余儀なくされました。



これが二足歩行のはじまりとも言われています。
果物以外にも、芋や根菜も食べるようになりました。
寒冷化はさらにすすみ
700万年前には類人猿はいなくなってしまいました。


しかしながら
その中でも飢餓に耐えた少数の
生き残りはいました。


その生き残りが進化し
現在の私達へとつながっているのです。


すさまじい飢餓から
生き残った私達の祖先は
少ない食料で効率よく体脂肪として
エネルギーを貯えられる能力を持っていました。



これが私達に受け継がれている倹約遺伝子の起源です。
(肥満遺伝子ともいわれます)


この遺伝子の特徴として
類人猿たち祖先は果物を主食としていたため
果物(糖)を効率よく体脂肪として貯蓄できます。


果物など糖質を含む食材が
太りやすいのはこのためです。


糖質が太りやすいとされるのは
気のせいではなく
祖先からの進化の過程で
そのような能力が備わってきたのです。





現在、飽食の時代といわれるようになりました。
長い時間をかけて
少しずつ進化しながら(環境適応しながら)
生き延びてきましたが
今やその遺伝子をもっていながら
飽食の時代を生きていかなければ
ならなくなりました。



飽食の時代になったのは
ここ70年ほどのことで
人類の進化はまだそれに追いついていません。



歴史的な背景と遺伝子の性質から
私たち人類は炭水化物を好み
さらに高エネルギーの脂質も好みます。



これらの性質を今この瞬間から
全く違うものに進化するというのが
難しいのはおわかりいただけると思います。

「へ〜んしんっ!!!」
と、糖質&脂質を貯えやすい性質から
かわることができたら。。。
食事を必要としない生き物になれたら。。。
食べ物との付き合い方なんて
考えなくていいですよね(笑)




しかし、過去があるから
今の私達があります。

そして私達はまた未来へ生命を
つないでいくために
今の私達にとってのエネルギーである食べ物を
賢く選ぶことが必要となっています。


次回は、【太れるのも才能!?】
飢餓を生き抜くのも!

太るのも!
ホルモン作用あってこそ!!
インスリンなどのホルモン作用について
もう少し詳しく説明していきます。





100kg超えても何も病気をもっていない方もいますし

70kgほどで糖尿病を発症してしまう方もいます。

こういった差にかかわる一つが

ホルモンの作用なのです(^^)v

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