栄養コラム6【 日々、ストレスと闘いながら頑張っている方へ 】

ストレスを感じるようになってから

甘いものが食べたくなったり

偏食だったり、過食だったり

思い当たりませんか?



今回は<ストレス太り>について
ご説明しようと思います!



まず、ストレス太りってあるのかってことですが・・・




「結果的には、ありえます」




「結果的には」という言葉をつけたのは

ストレス自体はカロリー0(ゼロ)だからです(笑)



ストレスが発生した!というだけでは
まだ「ストレス太り」には至っていません。



では、ストレスが発生すると
身体にどのような変化が起こるのか
詳しくみていきます。



まずストレスを受けると

『アドレナリン』や『コルチゾール』

というホルモンが分泌されます。



このホルモンはストレスを受けたときだけに
特別に出るものではなく


日頃から分泌され
炭水化物・タンパク質、脂質の代謝や
体温・血圧・血糖値調整にかかわる
生きていくうえで必要なホルモンです!



運動時には
これらのホルモンの働きにより
肝臓に蓄えられているエネルギーを放出し
筋肉で栄養となり消えていきます。




一方、ストレスを感じても
身体のバランスを整えようと分泌されます。


運動時と同じく
肝臓からエネルギーが強制的に放出されますが
運動時のように筋肉での消費がないため
行き場を失った糖が血液中でとどまり
高血糖を引き起こします。



そして脂肪細胞へと取り込まれ

体脂肪が増加へ!


肝臓のエネルギーが放出されなくなっているので
空腹感も強くなります。



ストレスを感じると
たくさん食べたくなるわけです!





また、コルチゾールは多量に分泌されると
血糖値を安定させるために
筋肉の合成を抑制し
分解を促進させてしまいます。



加えて
脂肪の代謝を抑制してしまうので

【筋肉は減りやすくなる&脂肪は燃えにくくなる】

という、キレイになろうと努力されている皆様には
あまり嬉しくない状態へと進んでしまうのです。



<筋肉>

エネルギーをたくさん消費するもの
→壊して消費エネルギーを少なくしたい
&エネルギーの足しにしたい(糖新生)



<脂肪>

エネルギーの貯蔵庫
→エネルギーがなくなっては困るので大事にしたい





では、なぜこういう状態へなってしまうのかですが
それは【生命維持】のためです!



身体はキレイになることよりも

まず第一は命だろ!!

と生きることを最優先するように
人類が誕生した時からそのようにできています。





次に、生き残るためには何が必要か?を
からだの気持ちになって考えてみます。



それは、からだのためになる“栄養”です。



中でも、効率よくエネルギーになるものを欲します。



その栄養とは…

『ブドウ糖』『コレステロール(脂質)』 です。


察しの良い方はもうお分かりのことと思いますが

「甘いもの」と「脂っこいもの」ですね(^^;



食べ物に限った話ではなく

砂糖の入ったジュースや

糖質の高いアルコールも欲することがあります。




通常時であれば
インスリンが分泌され
インスリンが各細胞に栄養を
取り込ませるように働くことで
血中に流れる糖のバランス(血糖値)を
調整してくれるのですが

コルチゾールによってインスリンの働きが
抑制されてしまいます。




ですので、

血液中には栄養である糖(エネルギー)はあるものの
脳や筋肉という各細胞に取り込まれにくくなっているので

脳は『エネルギーがほしい!もっと食べろ!』

と命令を出し続けてしまいます。




『身体が欲しているんだから仕方がない』

と言ってしまえば、それまでですが、

これらは過食しやすい傾向にありますので
注意が必要です。



つまり、口に入れるものをコントロールすれば
ストレス太りに悩むことも防ぐことができます。




<ストレス太り予防方法まとめ>

★欲のままに甘いものや脂っこいものを過食しない


★通常の食事を適正量きちんと摂る

食事で過度な糖質制限をしていると
間食などで甘いものを食べたくなる傾向がある。

インスリンを出せるのは主に炭水化物だけですので
全く食べないのは欲を制御する上でもNG


★まず温かいスープや野菜から食べる

温かいものや栄養あるものを食べると
食欲が落ち着きやすくなる


★タンパク質をしっかり摂る

食欲が落ち着き、ダメージを受けている体の箇所を修復する材料にもなる


★食べること以外のストレス発散方法を見つける

アロマを焚く、自然に触れる、
映画を観に行く、何かを作る、瞑想など

五感を刺激するものは特にオススメです!


★ウォーキングなどの軽い運動をする

体が疲れてしまうハードなトレーニングは
ストレス時にはよりコルチゾールを増やしてしまいます。

軽い運動では、逆に幸せホルモンのセロトニンが
分泌されるといわれています。




お分かりだと思いますが
ストレスの根源が解決することが
一番の解決方法であることは間違いありません。




体も、ストレスから体を守るのに必死です。

防衛機能がダイエットしたい気持ちと
逆に働くこともあるかもしれません。



それをまたストレスに感じると

「ストレス→過食→太る→太るのがストレス…」

と悪循環にもなりかねません。




ストレスは感じてもいいんです。

プレッシャーという名のストレスは
ベストパフォーマンスにも必要な要素です。




受け止めて、むしろ自分がストレスを感じる前より
心地よくなれる方法で発散していきましょう☆


次回は、「人間は太るようにできている!?」をお届けします!

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