栄養コラム4【そもそも「水太り」とは? 】

水不足での体の不調は
体からの危険を知らせるサインです。

水を飲めばトイレに行きたくなりますよね。

これは余計な水分を排出することで
体内バランスを調整しようとする
体の正しい機能です。


では体内の水分量が不足すると
どうなると思いますか?



この時、体はこう判断してしまいます。


 「余計な水分がない!今ある水分を守らねば!」


つまり

排出する行為を控えようとしてしまうのです。


この水分を体内で守ろうとする
その危機管理能力のおかげで起こるのが

「水太り」です。







【水の飲み過ぎ=腎臓に負担をかける行為!?】

「水中毒」という症状をご存知でしょうか?

水中毒とは、
水の飲み過ぎにより
体液が薄まってしまう病気のことです。

医学的に「低ナトリウム血症」とも呼ばれますが
これは体内の塩分濃度が薄くなることで
引き起こされてしまいます。



通常であれば腎臓は
1日に10リットル以上の水を
排出できますので
それ以内であれば問題ありません。


しかし腎臓の働きが鈍っていたり
腎臓の排泄量以上の水を飲んでしまうと
水中毒を起こしてしまうといわれています。



また10リットル以内であっても
短時間で大量の水を飲むことも
同じく水中毒の引き金となる行為になります。

「水の飲み過ぎ=腎臓の調節機能の麻痺=水中毒」

というわけです。



水中毒には
症状もその重症度も様々ですが
もっともわかりやすい特徴は“むくみ”です。


感じたことのある方、
気になる方も多いと思います。


『自分の顔がまるでおたふくのようにむくんでいる』

『夕方になると靴がきつく感じる』

『靴下の跡がなかなか取れない』


こんな症状が頻繁に起こる方は
慢性的な水中毒になっている危険性があります。


他にも「水分の飲み過ぎで胃がちゃぽちゃぽする」
なんて感じたことはありませんか?

これも水中毒症状のひとつなのです。



倦怠感、頭痛、めまい、貧血など

風邪の症状と似たものも多いため
水中毒と気づかない場合もあるそうです。


水中毒には他にも体に悪影響を与えるといわれています。


アレルギー性皮膚炎

喘息などのアレルギー症状

生理不順


これは水を飲み過ぎることで体が冷え
血流を悪くすることで起こる症状です。


血流が悪くなれば
内臓の機能も低下してしまいます。

ですので、
体調不良を起こしやすくなるというわけですね。


では、水中毒を予防するためには
どうしたらいいのか書いてきます!

(下記はあくまで予防ですので、
体調不良を感じている方はすぐに
かかりつけ医へご相談ください)



その1<汗をかく>

最も簡単なのが
体に悪影響を与えている
余計な水分を体外に排出してしまうことです。


例えば
運動や岩盤浴、半身浴など
汗を多くかく行為をすることで
余計な水分を排出させることができるでしょう。



その2<体を体内から温める>

体を温めるような食材を食べることも
水中毒の改善に繋がります。

ニンニク、ショウガ、ネギ、カボチャ、ニラ
または、唐辛子やターメリック、シナモンなどの香辛料には
多く体を温めてくれるものがあります。



その3<お風呂に入る>

このように体を温める方法として
お風呂につかるというのも有効です。


特に夏場などシャワーで済ませるという方も
いらっしゃると思いますが
むくみを解消したい!という方は
まずお風呂につかる回数を
増やしてみると良いでしょう。



その4<マッサージをする>

鎖骨の下・脇の下・股関節など

リンパ節が集まる箇所を揉みほぐしたり
足裏のマッサージをするのをオススメします。

(詳しいやり方は直接聞いていただければお伝えします!)



本来であれば排出されるべき水分まで
溜め込んでしまうのでむくみやすくなりますし
水分が足りなければ便秘になり
下っ腹もぽっこりしてしまいますね。

この見た目のせいで「水太り」と呼ばれるのです。


新陳代謝や基礎代謝が低ければ
いわゆる「痩せにくい体質」になってしまいます。

これが「水を控えた方が太る」の理由です。



充分な水分補給をして
余分な分を適切に体が排出すること
これが痩せやすい体質の基本となります。



<トイレの回数でチェック!>

前回、お水の量が自分に足りているかどうかの
チェック方法を2つお伝えしましたが
もう一つチェック方法があります。


それが「トイレの回数」です!


「自分に合った水分量を飲んでいるかどうかわからない」

と思われる時は
トイレの回数を数えてみましょう。



1日に7回~8回トイレに行くようであれば
健康に良い飲み方が出来ていると言えます。

これより少ないのはもちろん
多いことも決して良いわけではありません。


自分の体と相談しながら飲むのが
適切な量といえるでしょう。


次回は、お水シリーズ最終回!

「太る水と痩せる水」をご説明します。

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